今年のNBAドラフトで上位指名が予想される19歳のラメロ・ボールがプーマと複数年のスポンサー契約を結んだと、『ESPN』のニック・デポーラ記者が報じた。 デポーラ記者によると、ボールはプーマとの契約について「プーマ・ファミリーの一員になれて本当に興奮している。プーマは僕を自分らしくさせてくれるはずだから、このブランドは僕にとって完璧なパートナーだと信じている。僕はバスケットボールにおいても私生活のスタイルにおいても100%本物の存在でいたい。それこそが、僕がプーマとのパートナーシップに求めていることだ」と語ったようだ。 ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールが長兄の「ボール三兄弟」の三男にあたるラメロは、高校在学中にリトアニアのプロチームと契約。高校卒業後もアメリカの大学には進学せずに、オーストラリアのプロバスケットボールリーグNBLで1年間プレイするなど、他の選手とは異なる経緯を経てNBAドラフトにエントリーする道を選んだ。 昨季NBLでプレイした12試合で平均17.0得点、7.6リバウンド、6.8アシストと活躍したボールだが、現時点でニューヨーク・ニックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズの2チームと面談を行ったことが本人の言葉によって明かされている。 『SNY』のアレックス・スミス記者によると、10月14日(日本時間15日)に放送された『ESPN』の『Jalen & Jacoby Show』に出演したボールは「今までに2つのチームと面談した。ニックスとウォリアーズだ。ちょっとしたZOOM面談だった」と語り、それ他のチームについても「できれば全てのチームに興味を持ってもらいたい。僕は、NBAでプレイする準備ができているからね」とアピールしたという。 身長201cmと司令塔としては長身で、広いシュートレンジと非凡なパスセンスを売りにするボール。話題性も含め、今年のドラフトにおける目玉の1人となる19歳は、最終的にどのチームに指名されるのだろうか。