先日、2019-20シーズンのオールNBAチームが発表されたが、今シーズン平均30.5得点、4.2リバウンド、6.1アシストを記録したワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールの名前は、その中になかった。 『Bleacher Report』によると、平均30得点、6アシスト以上を記録した選手がオールNBAチームに入らなかったのは、NBA史上初めてのこと。また、ビールが記録した平均得点は、同チームから漏れた選手のなかで史上3番目に高い数字(1位:ウォルト・ベラミー/1962年/31.6得点、2位:ボブ・マカドゥー/1976年/31.1得点)だと、『NBC Sports Washington』のチェイス・ヒューズ記者は伝えている。
チームメイトが“Snub”(選ばれるべき選手が選考から漏れること)されたことについて、ダービス・ベルターンスは自身のツイッターで以下のようにコメントした。 「じゃあ、彼はどうしたら良かったんだ? 来シーズンは平均40得点、10アシスト以上を狙えということ?」 ビールの妻であるカマイアさんもツイッターで、「誰が選ばれるべきだったとかいうつもりはないわ。そんな立場ではないから。ただ私は、ブラッドリー・ビールは間違いなくオールスターであり、オールNBA選手だと言い続けるわ‼︎‼︎‼︎‼︎ 彼の名前にリスペクトを!」と選外だった夫に対する評価への怒りをあらわにした。 リーグ屈指の得点力を誇るビールだが、来季は過小評価した人々を見返すためにも、チームをプレイオフ圏内にまで引き上げることが求められる。