第3クォーターまでFG1/9と絶不調だったバックスのクリス・ミドルトンが、最終Qだけで18点をマーク。「積極的に攻めろ」とミドルトンにアドバイスを送ったヤニス・アデトクンボも、31点、15リバウンド、8アシストを記録している。マジックはニコラ・ブーチェビッチが31点、11リバウンド、7アシスト、2ブロックと気を吐くも、バックスの勢いは止められず。
最終盤までもつれた接戦に終止符を打ったのは、サンダーのデニス・シュルーダーとクリス・ポール。1ポゼッション差というミスの許されない場面が続くなか、フリースローやシュートを着実に沈め続けた。なお、シュルーダーはチームハイの30点を記録。シリーズを2勝2敗のタイに戻した。
ヒートが2016年以来の1回戦突破をスウィープで達成。ベンチの得点でも38-3と相手を圧倒した。ジミー・バトラーが第1クォーターで右肩を痛めて途中退場するも、後半にはコートに復帰している。ペイサーズはビクター・オラディポが25点、マイルズ・ターナーも22点、14リバウンドと奮起したが、チーム全体でFG41.3%と不振にあえいだのが響いた。
コービー・ブライアントを称える”ブラックマンバ・ジャージー”を身にまとったレイカーズが、開始から一気に突っ走って前半だけで80点の荒稼ぎ。2013年以来の1回戦突破に王手をかけた。ブレイザーズはデイミアン・リラードがFG3/9と精彩を欠きわずか11点。さらに第3クォーター途中には、右ヒザを痛めて途中退場している。