8月21日(日本時間22日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのテリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)は、前日に行われたロサンゼルス・レイカーズとのプレイオフ1回戦第2戦で左手人差し指を脱臼したデイミアン・リラードが、続く第3戦も出場する予定であると認めた。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が報じた。 同記事は、リラードの現状について説明したストッツHCのコメントを以下のように伝えている。 「彼は今日治療を受けている。そえ木をつけることになると思われるが、彼はプレイする。正直なところこれは予想通りで、指が折れていない限りはこうなると思っていた。デイムはこれまでも怪我を抱えながらプレイしてきたからね。しかもこれはプレイオフだし、誰も驚きはしなかったんじゃないかな。ただ、間違いなくチームの士気は高まるだろう」
リラードは20日(同21日)に行われた第2戦の第3クォーターで、レイカーズのアンソニー・デイビスからスティールを狙った際に同箇所を負傷。一度ベンチに退くと、大差がついていたこともありその後は試合に戻らなかった。試合後の会見でストッツHCがリラードが第3戦に出場するかについて「判断するにはまだ早すぎる」と明言を避けていた一方で、リラード本人は痛みがあることを認めつつも「プレイするよ」と即答し、出場の意思を示していた。 シーズン再開以降、ブレイザーズをプレイオフに導くべく、超人的な活躍を続けてきたリラード。シーディングゲームで平均37.6得点、9.6アシストをマークして同期間のMVPに輝くと、迎えたウェスタン・カンファレンス首位レイカーズとのプレイオフ1回戦の初戦でも34得点と、チームに勝利を呼び込むパフォーマンスを披露していた。 互いに1勝1敗で迎える注目のシリーズ第3戦は、8月22日(同23日)に行われる。