八村塁はシーディングゲーム初の欠場。代わって先発した八村と同じゴンザガ大出身のジョナサン・ウィリアムズが、シーズンハイの16リバウンドと奮起する。ウィザーズ(38.6%)、セルティックス(39.8%)とともにシュートタッチに苦しんだが、ウィザーズがバブルで初の白星を手にした。
キングスはバディ・ヒールドが3ポイントを8本沈めるなど大当たり。チーム全体でも21本決めてみせた。プレイオフに備えたレイカーズは、レブロン・ジェームズが前半のみの出場。それでも15分で17点を挙げるなど、好調ぶりをアピールした。チームトップはディオン・ウェイターズの19点。
プレイイン・ゲームズ出場に向けて負けられないグリズリーズは、ジャ・モラント(12点、13リバウンド、10アシスト)とヨナス・バランチュナス(26点、19リバウンド、12アシスト)がトリプルダブルを達成。ヤニス・アデトクンボを出場停止で欠くバックスから、シーズン再開後2勝目を手にした。
サンズは絶好調のデビン・ブッカーが27点、7リバウンド、5アシストとオールラウンドな活躍を披露。チーム全体でも前半終了時点で76-57とマーベリックスを圧倒し、シーディングゲーム8戦全勝とした。しかし、グリズリーズとブレイザーズが勝利し、プレイイン・ゲームズ出場はならず。
ジャズは第1クォーターで41-24とスタートダッシュに成功。ドノバン・ミッチェルは11分の出場にとどまったが、11点、4リバウンド、3アシストを記録した。スパーズはデジャンテ・マレーが12点、14リバウンド、7アシストとオールラウンドに活躍するも一歩及ばず。この敗戦で、スパーズの連続プレイオフ出場記録は22で途切れた。
ブレイザーズはデイミアン・リラードとCJ・マッカラム、ネッツはキャリス・ルバートと両チームとも主役が期待に違わぬパフォーマンスを披露し、試合は最終盤までもつれる大接戦。ネッツは1点ビハインドで迎えた残り0.3秒、ルバートがジャンパーをミスして万事休す。ブレイザーズが辛くも逃げ切り、プレイイン・ゲームズ出場を決めた。
プレイオフ行きを決めているマジックは、前半で77点の猛攻。ニコラ・ブーチェビッチはフィールドゴール11本中10本成功の23点、6リバウンドとペイントエリアを支配した。連敗は5でストップ。ザイオン・ウィリアムソンやブランドン・イングラム、ロンゾ・ボールが不在のペリカンズは、フランク・ジャクソンがゲームハイの31点と気を吐いた。