ポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラムは8月11日(日本時間12日)、腰を骨折しているにもかかわらず試合に出場し続けていることが明らかになった。 『NBC Sports Northwest』のドワイト・ジェイネス記者によると、マッカラムは8月6日(同7日)に「第3腰椎横突起の正位骨折」と診断された。しかし、その後に行われた3試合に出場し、8日(同9日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では29得点、4リバウンド、8アシスト、9日(同10日)のフィラデルフィア・76ers戦では16得点、7リバウンド、4アシスト、11日(同12日)のダラス・マーベリックス戦では勝負を決めるフリースローを含めて8得点、4リバウンド、2アシストを記録している。
2013年のNBAドラフト1巡目全体10位指名でブレイザーズに入団し、2016年には平均20.8得点を挙げてMIP賞に輝いたマッカラム。エースのデイミアン・リラードに次ぐオプションとして君臨し、今季も平均22.2得点、4.2リバウンド、4.4アシストをマークしている。 ウェスタン・カンファレンスはプレイオフ進出の最終枠を、ブレイザーズ、メンフィス・グリズリーズ、フェニックス・サンズ、サンアントニオ・スパーズが争っている状況だ。 8月11日(同12日)にマーベリックス戦に勝利して8位に浮上したブレイザーズは、もしシーディングゲーム残り1試合となる8月13日のブルックリン・ネッツ戦を落とすと、8位と9位チームによるプレイオフ進出決定戦のプレイイン・ゲームズ出場を逃す可能性もある。主軸の一人であるマッカラムの状態が気にかかるところだ。