元サンアントニオ・スパーズの殿堂入り選手で、現在は同チームのアシスタントコーチを務めるティム・ダンカンが、チームの練習施設で右肩を故障したラマーカス・オルドリッジのリハビリを監督するため、7月30日(日本時間31日)からフロリダ州オーランドで再開するシーズンには同行しないと、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者が報じた。 チームの代理人が同メディアに伝えたところによると、ダンカンを含む一部のチームスタッフは、チームの本拠地であるサンアントニオに残留し、4月24日(同25日)に右肩の手術を受けたオルドリッジのリハビリを監督するという。
7度のオールスター選出を誇るオルドリッジは、2月24日(同25日)に行われたユタ・ジャズ戦で右肩を故障し、その後6試合の戦線離脱を余儀なくされるも新型コロナウイルスの影響でリーグが中断される前日の3月10日(同11)に行われたダラス・マーベリックス戦に復帰。しかし、右肩の手術を受けたため、再開後のシーズン全休が確定していた。 今季53試合に出場したオルドリッジは、エースのデマー・デローザンに次ぐチーム2番目のスコアラーとして、平均18.9得点、7.2リバウンド、2.4アシストというスタッツを叩き出している。 ウェスタン・カンファレンス8位(32勝33敗)のメンフィス・グリズリーズを4ゲーム差で追う同12位(27勝36敗)のスパーズは、グリズリーズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、サクラメント・キングスと最後のプレイオフ進出枠を争う予定だ。 スパーズは再開されるシーズンで、実現すればリーグ新記録となる23年連続のプレイオフ進出を目指している。