クリーブランド・キャバリアーズが、フリーエージェント(FA)のジョーダン・ベルと2年契約、2WAY契約のディーン・ウェイドと複数年の本契約を締結させることで合意したと、『AP通信』のトム・ウィサーズ記者が報じた。キャバリアーズは2人との契約を発表していないが、状況に詳しい関係者が同メディアに伝えたとしている。
2017年のドラフトでゴールデンステイト・ウォリアーズから2巡目38位で指名を受けたベルは、ルーキーイヤーとなった2017-18シーズンにはリーグ優勝を経験。2シーズンを同チームで過ごした後、制限つきFAとなった昨夏にミネソタ・ティンバーウルブズと契約するも、今年2月にメンフィス・グリズリーズへトレードされ、その翌月に契約を解除されていた。ベルはキャリア通算154試合に出場し、平均3.8得点、3.1リバウンド、1.3アシストを記録している。 昨年7月にキャバリアーズと2WAY契約を締結させたウェイドは、今季12試合に出場し、1試合平均5.9分間の出場で、1.7得点、1.6リバウンド、フィールドゴール成功率69.2%、3ポイント成功率50%をマーク。キャバリアーズの傘下であるGリーグのカントン・チャージでは、今季出場した30試合のうち29試合に先発出場し、1試合平均31.1分間の出場で、14.2得点、7.5リバウンド、2.4アシスト、1.3ブロック、0.8スティールを記録している。ウィサーズ記者によると、キャバリアーズは今季Gリーグで活躍したウェイドの万能性を評価していたという。 19勝46敗とイースタン・カンファレンスで最下位のキャバリアーズは、7月30日(同31日)から22チームによって再開されるシーズンには参加しない。