スペイン出身のベテランセンターであるパウ・ガソルは、今季ポートランド・トレイルブレイザーズに加入するも故障で1試合もプレイすることなく、11月下旬に解雇された。 その後も未所属が続いている39歳のガソルは、引退を考慮するなか、最後の1年をロサンゼルス・レイカーズでプレイすることができれば「素晴らしい」と古巣への想いを明らかにした。 新型コロナウイルスの感染拡大により1年延期となった東京五輪に出場するため、もう1年NBAでのプレイを続けたいと考えているガソル。ウェブメディア『ClutchPoints』の取材で「レイカーズに復帰するのはどう?」と訊かれた際、ガソルは以下のように答えている。 「それは常に考えている。もし現役最後の1年をレイカーズで過ごすことができたら素晴らしいし、とても魅力的だね」 正式なオファーはないと否定したガソルだが、チャンピオンリングを2つ獲得した古巣への愛情は深い。 「ジニー(バス)、レイカーズ組織、ロサンゼルスの街とは、素晴らしい関係性と愛を築いた。何があろうと、自分にとってはとても重要な存在であり続ける。(契約できるかは)そのうちに分かるよ」 ガソルは2007-08シーズン途中から2013-14シーズンにかけてレイカーズに在籍。チームの中心選手として、コービー・ブライアントらと共に、2009年からリーグ2連覇を達成している。