久々にチームの練習施設を訪れたキャブズのケビン・ラブ「奇妙な感じだったが高揚した」

『ESPN』のデイブ・マクマナマン記者によると、クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブが、チームの練習施設が開放された初日の5月8日(日本時間9日)に、さっそく個別ワークアウトを行ったそうだ。 『ESPN』の取材に対し、ラブは「こんなに長い間バスケットボールをシュートしなかったのは、自分にとって初めてのことだ。とにかくシュート練習をしたかったんだ」と、久々に練習を行った感想を語った。 「まず、NBAと州のガイドラインに従って、『体調は?』、『同居人は病気になっていないか?』、『自分自身は病気にならなかったか?』といった幾つかの質問をされたんだ」と、到着後に検査を受けるなど、練習施設に入るまでの流れを説明したラブ。 その後、施設に入ってワークアウトを始めたが、そこでは今までとは違う奇妙な光景を目にしたという。 「私たちの生活や人との接し方は、少なくとも暫くの間は変わるのだろう。私も奇妙な感じがした。だってシュート練習のリバウンド役をしたダン・ジェリオットAC(アシスタントコーチ)がマスクとグローブを付けていたんだからね。変な感じがしたし、奇妙だったよ」 練習施設内の4つのバスケットゴールでは、ラブの他にラリー・ナンスJr.、ジェディ・オスマン、アンテ・ジジッチの3人がそれぞれ個人練習を実施。NBAのガイドラインでは一度に練習できるのは4名までで、お互いの間に12フィート(約3.7m)の距離を置くことが決められている。また、ドリンクや軽食も、それぞれの選手用のテーブルに分けて置いてあったが、彼らは大声を出して会話していたようだ。 その時の様子についてラブは「全てが別々に分けられていたので、選手間で伝染する可能性は無かった。ジェディはいつも通り面白いことを言っていたけれど、誰も彼の話を聞いていなかったよ」と冗談交じりにコメントしている。 ラブはシューズを持参したが、チームからは練習用品一式が入ったバッグと、2つのボールが支給された。ただし選手たちが使えるのは練習コートとウェイトルームとトレーニングルームのみで、シャワールームの使用は禁止されていたようだ。 「ウェアに着替えて練習して、シャワーは家で浴びる。この流れは、私のような汗っかきには厳しいね」 練習後にシャワーを浴びずに帰るのは辛いと語ったラブだが、今後は週に3〜4回は個別ワークアウトをしたいと明かした。 「現状から逃れる必要がある人々は、自分の好きなことができた元の生活を望んでいる。私にとって、それは25年ぐらい続けてきたバスケットボールなんだ。こんなに長い間バスケットボールから離れたことはない」 「バスケットボールをプレイするのが本当に楽しいんだ。だからトレッドミル(ランニングマシン)を使って家の中でランニングするのではなく、コートで汗を流すことで大量のドーパミンが放出されたのを感じた。コートに立って、自分にとっての日常を取り戻した感覚を得て、実際にシュートを打ったら、とても気持ちが高揚したよ」

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