ワシントン・ウィザーズとアイスホッケーNHLワシントン・キャピタルズを所有するモニュメンタルスポーツ&エンターテイメント社(MSE)は、現在NBA、NHLともにシーズン中断でいつ再開するか未定の中、少なくとも4月中はパートタイムの職員への給与を支払うことが分かった。これは地元紙『ワシントンポスト』が報じている。 同紙の取材に、MSE社の最高管理責任者であるモニカ・ディクソン氏は「私たちのオーナーグループとリーダーシップチームは、この給与保証が正しいという考えで完全に一致しています」と語る。また、MSE社はすでに3月に予定されていた15日分の試合とイベントの支払いについても確約している。そして4月には5試合が予定されている。 ちなみにMSEのパートタイムスタッフは現在850人で、これまでの延期分を含めたNBAとNHLのシーズン終了までの試合で彼らに支払う金額は合計で120万ドル(約1億3,000万円)となる見込みだ。 只今、アメリカではNBAをはじめMLB、NHLと本来ならシーズン中である主要プロスポーツがそろってシーズンを中断。各チームともこれによる損失対策に頭に悩ませており、一部にはフルタイムの職員の削減に乗り出すチームも出ている。