現地2月1日、NBAライターとして著名なリック・ブッチャー氏が、アトランタ・ホークスのジョン・コリンズと、インディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナーにはそれぞれトレードされる可能性があると報じた。 同氏は『Bleacher Report』にて「現在の市場において若いフロントコートプレイヤーの需要は高い。リーグ役員の話によるとインディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナーと、アトランタ・ホークスのジョン・コリンズの名前がトレード市場で挙がっているようだ」と伝えている。 昨シーズンのブロック王である23歳のターナーは、今シーズン38試合に出場し、平均12.1得点、6.0リバウンド、1.2アシスト、1.9ブロック、3ポイント成功率33.5%を記録。現在イースタン・カンファレンス5位(31勝17敗)につけるペイサーズの守護神として活躍を披露している。 しかし、初めてオールスターに選出されるなど今シーズン躍進を見せるドマンタス・サボニスとの相性は、サボニスがチームに加入した2シーズン前から疑問視されており、センター獲得を狙うボストン・セルティックスなどが獲得を狙っていると噂されている。 3年目、22歳のコリンズは、チームこそイースト最下位タイ(13勝36敗)と苦しんでいるが、ここまで23試合の出場で、平均19.0得点、10.2リバウンド、1.2アシスト、1.8ブロック、3ポイント成功率33.7%と、個人としては好成績をマークしており、複数のチームが獲得に興味を抱いていると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 2年目ながらオールスターに選ばれたトレイ・ヤングとのコンビネーションも悪くなく、またチーム状況を考えれば若く才能あふれるコリンズを放出する可能性は低いだろう。しかしホークスは、クリント・カペラ(ヒューストン・ロケッツ)、スティーブン・アダムス(オクラホマシティ・サンダー)など、より本格的なセンターの獲得を狙っているという話も。 期限が迫り盛り上がりを増すトレード市場。果たして若手ビッグマン2人の移籍は実現するのだろうか。