11/16(土)10:00、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズとミネソタ・ティンバーが対戦する。勝利に恵まれないウィザーズがウルブズに一泡吹かせられるか、今季2度目の対戦を展望していく。 ウィザーズにとって欠かせない存在となっている八村塁は、ここまで平均14.4得点、5.9リバウンド、フィールドゴール成功率51.8%と、申し分のない成績を記録している。直近2試合では連続21得点と、さらにペースを上げてきそうな機運も高まっているほどだ。ブラッドリー・ビールも持ち前の得点力でチームを牽引。しかし、左足アキレス腱断裂で欠場しているジョン・ウォールの穴は大きくイースタン・カンファレンスで15位の2勝7敗と、チームは下位に沈んでいる。 一方ウルブズはウェスタン・カンファレンス5位と、11位に沈んだ昨季から大きく飛躍している。注目はアンドリュー・ウィギンズとカール・アンソニー・タウンズだ。ウィギンズは現地11月11日のピストンズ戦で、史上11番目の若さで通算8,000得点を達成した。ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)との乱闘で世間を騒がせたタウンズも、13日のサンアントニオ・スパーズ戦で28得点、11リバウンドのとダブルダブルを達成するなど調子は悪くない。 今季の平均得点はウィザーズが115.6点(リーグ8位)、ウルブズが117.2点(同4位)とハイスコアである一方、平均失点はウィザーズが120.0点(同27位)、ウルブズ116.2点(同25位)と、守備に難がある点が似ている。課題となっている守備の出来が、カギとなりそうだ。 八村にとってウルブズ戦は今月3日以来2度目。その時は109-131で大敗した上、わずか2点に封じられたが、2戦連続20点超えという勢いそのままに、リベンジを果たすことができるか。