現地10月11日、ダラス・マーベリックスのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)が、フォワードのドワイト・パウエルがプレシーズン・ゲームの残り試合を全休すると発表した。パウエルは同5日のチーム練習中に左ハムストリングを痛めて戦線離脱していた。 マーベリックスは、プレシーズン・ゲームの全日程が終了したあと、5日間の休みをはさんで同23日にレギュラーシーズンの開幕戦を迎える。 パウエルの怪我についてカーライルHCは「ドワイトのリハビリは順調に進んでいるが、彼はプレシーズン・ゲームの残り試合を全休する見込みだ。彼は来週の土曜日に再検査を受ける予定だ。明確な復帰時期は未定だが、彼は非常に熱心にリハビリしている」とコメントしている。 プレシーズン・ゲームの期間が半分終了したが、カーライルHCは先発ラインナップや選手のローテーションについては明言していない。だが、パウエルはクリスタプス・ポルジンギスと共にマーベリックスの先発フロント・ラインを任されることを期待されている。プロ入り6シーズン目を迎えるパウエルは、昨シーズンのオールスター休暇以降に1試合平均14.8得点、7.5リバウンドという活躍を見せた。 ちなみに、プレシーズン・ゲームの最初の3試合は、ドリアン・フィニー・スミス、ジャスティン・ジャクソン、マキシ・クリーバーの3選手が入れ替わりで先発フォワードを務めている。 カーライルHCは「現時点で彼が練習にも試合にも参加できていないのは大きな痛手だ。だが、今回の怪我によって彼の評価が下がることはない。もし彼が再びプレイできるようになったら、先発を務める可能性は十分にある」とコメントしている。