マルク・ガソル「スペイン代表のユニフォームを着るのは、いつも特別」

34歳のマルク・ガソルは、NBAがオフシーズンに入っても大忙しだ。 トロント・ラプターズの一員として今年6月にNBAチャンピオンになったガソルは、スペイン代表の一員として9月のFIBAワールドカップで優勝することも目指している。ベテラン選手となった今も、ガソルはスペイン代表としてプレーすることに誇りを持っている。 「スペイン代表には特別なメンバーが揃っている。スペイン代表のユニフォームを着るのは、いつだって特別なことだ。俺はスペイン代表としてプレーするチャンスは絶対に逃さないと心に決めているんだ」 ガソルは、2006年に世界選手権(現FIBAワールドカップ)を制したスペイン代表のメンバーだった。この大会で、スペイン代表は、準決勝でアメリカ代表を破ったギリシャ代表と決勝で対戦し、見事に金メダルを獲得している。その後も、ガソルはスペイン代表として2008年と2012年のオリンピックに出場したが、いずれの大会も決勝でアメリカ代表に破れて銀メダルに終わっている。 現在、アメリカ代表はFIBAワールドカップで2連覇中だが、スター選手が相次いで代表入りを辞退したため、彼らが前人未到のワールドカップ3連覇を成し遂げるのは非常に困難だと予想されている。 一方のスペイン代表は、イラン代表、チュニジア代表、ドミニカ共和国代表と対戦するFIBAワールドカップの予選ラウンドは楽々突破できるはずだ。そして、予選ラウンドの各グループの上位2チームずつが進出する決勝トーナメントで、スペイン代表はさらにギアを上げるだろう。 今年のスペイン代表メンバーについて、ガソルは「過去のチームのことは関係ない。重要なのは、今日の試合をプレーする選手の才能やクオリティーだ」とコメントしている。 NBAファイナルをプレーした後すぐに代表活動に入ったガソルは、今オフにほとんど休むことなく2019-20シーズンを迎えることになりそうだが、彼はスペイン代表として夏を過ごすことに価値があると考えているようだ。 「俺は、スペイン代表として過ごす時間を大事にしている。全ての練習、全ての移動、チームメイトとのランチといった、全ての時間をね。俺は、この経験がどれだけ貴重なものか知っているんだ。俺はNBAファイナルのために6月までプレーしたから日程的には厳しいが、それでも代表に参加することは非常に価値があることだと考えている。今、このスペイン代表でプレーしている気持ちは、10年後の自分では決して味わうことができないものだからね」

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