クリーブランド・キャバリアーズでヘッドコーチをした経験を持つタロン・ルー氏が、ロサンゼルス・クリッパーズのトップ・アシスタントコーチ就任に合意したと、The Athleticのシャムス・シャラニア記者が報じた。 ルー氏がドック・リバースHC(ヘッドコーチ)のアシスタントコーチを務めるのは、これが3度目だ。彼は、キャバリアーズでヘッドコーチをする以前に、ボストン・セルティックス(2011年から2013年まで)とクリッパーズ(2013-14シーズン)でリバースHCのアシスタントコーチを務めている。 42歳のルー氏は、昨シーズン開幕からキャバリアーズが0勝6敗という苦しいスタートを切ったところで、チームから電撃解雇された。 ルー氏は、2014年6月にアソシエイト・ヘッドコーチとしてキャバリアーズのコーチング・スタッフに加わり、2016年1月にヘッドコーチに昇格し、球団史上20人目のヘッドコーチとなった。キャバリアーズのヘッドコーチとして、彼はレギュラーシーズン128勝83敗(勝率6割6厘)、プレーオフ41勝20敗(勝率6割7分2厘)という成績を残し、在任中の4シーズンの間にチームを3度NBAファイナルに導いて、2016年にはNBAチャンピオンに輝いた。