現地8月16日にロサンゼルスのホンダセンターで行われた親善試合で、アメリカ代表が90-81でスペイン代表を下した。 両チームは、今夏に中国で行われるFIBAワールドカップへの出場を控えている。 アメリカ代表チームの最多得点はドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)の13得点で、ケンバ・ウォーカー(ボストン・セルティックス)は11得点、6リバウンド、8アシストを記録している。 控えから出場したセンターのブルック・ロペス(ミルウォーキー・バックス)は、僅か9分23秒の出場ながら8得点、2リバウンド、2ブロック、フィールドゴール4本中2本成功、3ポイントシュート2本中1本成功、フリースロー4本中3本成功という効率の良い活躍を見せた。また、同じく控えから出場したセンターのマイルズ・ターナー(インディアナ・ペイサーズ)も、8得点、3リバウンド、2ブロックと活躍した。この試合で先発センターを務めたのはメイソン・プラムリー(デンバー・ナゲッツ)だったが、本番のFIBAワールドカップでは相手チームのラインナップに合わせて先発センターを入れ替える可能性もある。 最近のアメリカ代表チームはワールドカップやオリンピックで30得点差で勝利することも珍しくなかったが、今夏からチームの指揮を執るグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)にとっては悪くない出だしと言えるだろう。アメリカ代表のヘッドコーチは、長年チームの指揮を執ったデューク大のマイク・シャセフスキーHCからサンアントニオ・スパーズのポポビッチHCに引き継がれたばかりだ。 ラスベガスでの紅白戦(対アメリカ代表セレクトチーム)とロサンゼルスでの親善試合(対スペイン代表)を終えたアメリカ代表は、17日に次の合宿地であるオーストラリアへと飛んだ。