今オフに右手親指の手術をしたトロント・ラプターズのカイル・ラウリーが、今夏のFIBAワールドカップに出場するアメリカ代表チームへの参加を辞退すると発表した。 ラウリーは、自身のインスタグラムで辞退の理由を以下のように説明した。 「FIBAワールドカップ2019に関して報告があります。俺は代表としてワールドカップに出場することを願っていたが、医師からバスケットボールをプレーする許可が得られなかった。俺は、国の代表としてワールドカップで金メダルを獲りたいと思っていた。俺はアメリカ代表チームでプレーすることが大好きだが、この状況では彼らをサポートすることができない。最終的に、俺は今チームに残っているメンバーならアメリカに金メダルをもたらすことができると信じ、彼らにチームを託すことにした。 GO USAB!!」 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ラウリーは7月に右手親指を手術したばかりだったが、どこかのタイミングでプレーできるようになると信じてアメリカ代表のトレーニング・キャンプに参加したそうだ。2016年のオリンピックでアメリカ代表の一員として金メダルを獲得しているラウリーは、2020年の東京オリンピックへの出場を目指しているようだと、ウォジナロウスキー記者はリポートしている。 ラウリーとマービン・バグリー3世の辞退により、アメリカ代表チームの候補は以下の15名に絞られた。 ドノバン・ミッチェル ブルック・ロペス ハリソン・バーンズ ジェイレン・ブラウン ディアーロン・フォックス ジョー・ハリス カイル・クーズマ クリス・ミドルトン メイソン・プラムリー マーカス・スマート ジェイソン・テイタム マイルズ・ターナー ケンバ・ウォーカー PJ・タッカー デリック・ホワイト FIBAワールドカップに出場するのは、この中の12名だ。