サマーリーグ日本人情報 〜馬場、比江島ともに無得点に終わる〜

現地時間7月10日、ラスベガス・サマーリーグの6日目が行われた。 馬場雄大が参加しているダラス・マーベリックスはクロアチア代表と試合を行い、79対71で勝利した。馬場が第3クオーター残り4分15秒でコートに入ると、見せ場はすぐに訪れた。トップからシェイン・ウィッティントンとのピック・アンド・ロールで相手を崩し、ウイングで空いたワエル・アラクジにパス。アラクジがシュートフェイクからカウンタードライブを決めて馬場にアシストが記録された。素晴らしいプレーメイクから試合に入った馬場だったが、その後はまだリムの上にあるボールを押し込みにいって味方の得点を消したり、ボールマンから目を切ってパスを背中で受けるなど、集中力に欠けるプレーが続いた。無得点で試合を終えたのは、サマーリーグ参戦4試合目にして初めてのことだった。 比江島慎が参加しているニューオリンズ・ペリカンズは、クリーブランド・キャバリアーズと試合を行なった。前の試合で出番を与えられなかった比江島だが、この日は第1クオーター残り5分9秒で出場機会を得た。システムに慣れてきたのか、比江島はスムーズなスペーシングから3本のスリーポイントを含む計4本のシュートを放ったが、いずれもリングに嫌われた。結果的には第1クオーターの5分2秒しかプレータイムを与えられず、無得点に終わった。しかし、得点能力が売りの比江島には、今日のように臆せずシュートを打ち続けて欲しい。なお、試合は99対78でニューオリンズが勝利している。 大柴 壮平

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