ポール・ジョージの次にトレードされるのはラッセル・ウェストブルックか?

オクラホマシティー・サンダーのガードであるラッセル・ウェストブルックはトレードを含め、今後についての話し合いが行われていると報じられた。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、サム・プレスティGM(ゼネラルマネージャー)とウェストブルックの代理人は連絡を取っており、双方がウェストブルックを絡めたトレードの必要性を感じているという。 そう報じられたのは、サンダーがポール・ジョージを放出し、ロサンゼルス・クリッパーズからシャイ・ギルジャス・アレキサンダー、ダニーロ・ガリナリ、そして5つのドラフト1巡目指名権を受け取ることで合意したとウォジナロウスキー氏が報じたすぐ後の事だった。また、その直後にFA(フリーエージェント)であるカワイ・レナードとクリッパーズが4年1億4100万ドル(約153億円)で合意したと報じられている。 ウェストブルックの契約は4年1億7000万ドル(約184億円)残っているが、もはや優勝候補では無くなったサンダーが彼の放出を検討するのは理に適っているのかも知れない。 ジョージとウェストブルックを有していたサンダーは、過去2シーズンのプレーオフを初回ラウンドで敗退している。また、トレードで獲得したギルジャス・アレキサンダーとウェストブルックの共存が難しいと言われている。ウェストブルックのボール支配力がギルジャス・アレキサンダーのポイントガードとしての成長の妨げになりかねないからだ。 もしサンダーが本当にウェストブルックを放出する場合は、ギルジャス・アレキサンダーを中軸としたロスター強化を行なうことが予想されている。2018年のNBAドラフトで全体11位指名を受けた彼の昨季は、平均10.8ポイント、3.3アシスト、2.8リバウンド、1.2スティールを記録している。 一方のウェストブルックは、過去3シーズンにわたりトリプル・ダブルを平均しており、2017年にはMVPを受賞。 どの球団がウェストブルックに興味を示すかは不明だが、恐らくすでにスーパースターを有しており、優勝候補に一歩近づくためにもう一人のスーパースターを必要とするチームが彼を追求することになるだろう。 例えば、インディアナ・ペイサーズでビクター・オラディポと組む、あるいはマイアミ・ヒートでジミー・バトラーと組むことになると面白いのではないだろうか。 ウェストブルックの今後の動向から目が離せない。 文:ビタラフ アドル

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