NBAサマーリーグを戦うデンバー・ナゲッツに非常に残念なニュースが入った。 Denver Postのマイク・シンガー記者によると、NBAサマーリーグに出場予定だったマイケル・ポーターJr.が、現地7月3日のスクリメージ(試合形式の練習)の最中に左膝を捻挫したそうだ。この怪我により、ポーターJr.は今年のNBAサマーリーグを全休することが濃厚となった。 ポーターJr.は、2018年のNBAドラフト1巡目全体14位指名でナゲッツにドラフトされたが、ミズーリ大の1年生の時から痛めていた背中の治療に専念するため、昨シーズンはプレーしなかった。 Denver Postによると、ポーターJr.の回復には時間を要することが予想されているため、チームは彼を無理にプレーさせず、リハビリに専念させようと考えているようだ。 ポーターJr.は昨シーズンを全休したが、サイドラインでナゲッツの試合を見たことは、彼にとって非常に良い経験だったようだ。 同5月13日にNuggets.comに掲載されたインタビューで、彼は以下のように語っている。 「1シーズンの間チームと行動を共にできたことは、自分にとって良い経験となった。俺は多くのことを学んだ。NBA選手としての生活を実体験できたし、遠征に慣れることもできたし、忙しい日程の中で選手たちが体調を維持する大変さを目の当たりにできた。この経験はとても有意義だったし、今後の自分のキャリアにとって非常に意味のあることだった」 身長208cmのポーターJr.は技術と多才さを兼ね備えており、NBAではスモール・フォワードとパワー・フォワードの両方をプレーできる素質を持っている。大学時代の怪我を引きずっていたポーターJr.をドラフト14位で指名することはナゲッツにとっては賭けだったかもしれないが、彼らはポーターJr.のリハビリを献身的に支え、いつの日か彼が怪我を完治させてチームのローテーションに入ることを期待している。