日本時間6月20日(現地19日)、デトロイト・ピストンズはモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)を更迭したと発表した。ピストンズはこの決定について、「2023-24シーズンのチームの成績を徹底的に見直し、分析した結果」としている。 オーナーのトム・ゴアーズは、「優勝を狙えるチームをデトロイトにもたらすという意思は揺るがない。私たちのエキサイティングな若い選手たちをリードする新たなヘッドコーチを素早く探すとともに、持続可能な成功を収めるため最高クラスのフロントオフィスの構築というビジョンも引き続き追求していく」との声明を発表している。 ピストンズは約1か月前にトラジャン・ラングドンがバスケットボール部門の社長に就任したばかりで、ウィリアムズとも定期的に会っていたという。今回の解任はゴアーズを含めたオーナー陣からの指示であったと、『ESPN』は報じている。 ウィリアムズは昨季終了後にフェニックス・サンズに解雇された後、2023年6月に6年7800万ドルという大型契約でピストンズに加入した。しかし今季チームは苦戦を強いられ、リーグワーストタイとなる28連敗を記録するなど、今季はわずか14勝しか挙げられず。直近5シーズンでも94勝290敗と負けが込んでいた。