日本時間5月28日(現地27日)、イーストのカンファレンス決勝第4戦が行なわれ、ボストン・セルティックスが敵地でインディアナ・ペイサーズを105-102で破った。この勝利でセルティックスが2022年以来2年ぶりのNBAファイナル進出を決めている。 イーストのカンファレンス決勝MVPには、セルティックスのジェイレン・ブラウンが選出された。この試合でブラウンはゲームハイとなる29点、6リバウンドを記録。3スティールもマークした。 試合を決めたのは、102-102と同点で迎えた試合残り45秒でコーナースリーを沈めたデリック・ホワイトだ。それまでホワイトは8本中1本しか3ポイントを決めていなかったものの、「準備しておくように」と言われたブラウンからのアシストを受け取り、勝ち越しのシュートを見事成功。ブラウンも「素晴らしいショットだった」と絶賛している。 ペイサーズは第3戦に続いてタイリース・ハリバートンを欠いたものの、アンドリュー・ネムハードがチームハイの24点、10アシスト、パスカル・シアカムが19点、10リバウンドを記録した。スウィープで敗れたものの、直近2戦はいずれも3点差という惜敗。最後まで意地を見せ、来季に期待を抱かせる戦いぶりだった。 史上最多となる18度目の優勝を目指すセルティックスは、ダラス・マーベリックスかミネソタ・ティンバーウルブズのいずれかとNBAファイナルを戦うこととなる。なお、両チームによるウェストのカンファレンス決勝は、マーベリックスが3勝0敗とNBAファイナル進出へ王手をかけている。