ミネソタ・ティンバーウルブズは日本時間5月20日(現地19日)、敵地ボール・アリーナでデンバー・ナゲッツとのカンファレンス準決勝第7戦を戦う。そのなかで、ルディ・ゴベアではなく、カール・アンソニー・タウンズが相手エースのニコラ・ヨキッチをマークしていることをドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が揶揄している。 ナゲッツのヨキッチは今シリーズで平均28.2得点、10.2リバウンド、8.0アシスト、フィールドゴール成功率52.8%をマーク。『NBA.com』によれば、ヨキッチは今シリーズでタウンズにマークされている時のフィールドゴール成功率は40.9%。今季自身4回目の最優秀守備選手賞に輝いたゴベアが相手の場合は51.4%、ナズ・リードが相手だと56.5%だという。 ポジションを考えた単純なマッチアップでは、ヨキッチ対ゴベアとなるのが妥当にも思えるが、今シリーズではタウンズが主にヨキッチを守っており、グリ-ンは自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』はゴベアを揶揄している。 「最優秀守備選手賞である彼がセンターとしていながら、KAT(アンソニー・タウンズ)がヨキッチを止めないといけない。信じられない。(2022年に)マーカス・スマートが最優秀守備選手賞を受賞したのに、ステフ(カリー)のガードをやれと言うようなものだ。マーカス・スマートはポイントガードだ。最優秀守備選手賞を獲得したんだからステフをマークしなきゃいけないだろ? 「最優秀守備選手賞4回のセンター(ゴベア)がいるんだ。殿堂入り選手の偉大なベン・ウォーレスやディケンベ・ムトンボと並ぶ回数だ。それなのにKATにガードを頼むなんてね」 グリーンは『TNT』の番組『NBA on TNT』でも、「バーベキューチキン(弱いディフェンス)だね。俺は真実を語る人間だ。ルディ・ゴベアはジョーカー(ヨキッチ)に勝ち目はない」と厳しく指摘している。 運命のシリーズ第7戦は5月20日。両者の間にどのような戦いが繰り広げられるかにも注目だ。