名将ジョージ・カールがギルジャス・アレクサンダーを「お気に入り」に選出「カンファレンス決勝に行く可能性もある」

歴代6位の通算1175勝を誇る名将ジョージ・カールは、数々のスーパースターを見てきたなかで、古巣であるオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーに大きな期待を寄せているようだ。 近年のNBAでは、ルカ・ドンチッチ（ダラス・マーベリックス）やギルジャス・アレクサンダー、アンソニー・エドワーズ（ミネソタ・ティンバーウルブズ）、タイリース・マクシー（フィラデルフィア・76ers）といった若手から中堅の選手が台頭してきている。 特に、25歳のギルジャス・アレクサンダーは6年目の今季、リーグ3位の平均30.1得点を叩き出し、ウェストの第1シード獲得に貢献。シーズンMVPのファイナリスト3人にも名を連ねるなど、目覚ましい成長を遂げている。 歴代6位の通算1175勝を挙げ、ゲイリー・ペイトンやショーン・ケンプ、レイ・アレン、カーメロ・アンソニーやアレン・アイバーソンといったスーパースターたちを見てきた名将カールは、ポッドキャスト番組『Scoop B Radio』に出演した際、「今年の私のお気に入りの選手は、オクラホマシティのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーだ。（ウルブズの）アンソニー・エドワーズも好きだ。SGA（ギルジャス・アレクサンダー）は攻守両面で活躍できる。物静かなリーダーだ。オクラホマシティは人々が考えている以上にいいチームだ」と語った。 サンダーはプレイオフ1回戦でニューオーリンズ・ペリカンズをスウィープ（4連勝）で撃破。マブズとのカンファレンス準決勝に駒を進めている。カールはサンダーがさらに勝ち上がってもおかしくないと考えている。 「オクラホマシティがウェストのカンファレンス決勝に進出する可能性もあるだろう。彼らは（レギュラーシーズンで対戦成績3勝1敗と）デンバーに対して成功を収めている。ヨキッチをどうやって止めるかまだ分からないけどね」 昨季王者のナゲッツはカンファレンス準決勝でウルブズと対戦。お互いに勝ち上がればカンファレンス決勝で激突することになり、見応えある攻防が繰り広げられそうだ。

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