ボストン・セルティックスのドリュー・ホリデーとフェニックス・サンズのデビン・ブッカーが、今年行なわれるパリ五輪に出場するアメリカ代表への参加に合意したようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とジョー・バーデン記者が報じている。 同メディアによると、ホリデーは直近数週間以内にUSAバスケットボール関係者へ代表への参加の意思を伝えたという。この一報から数時間後、ブッカーもパリ行きについて同意していることが報じられた。 もちろん、現時点で2人が最終ロスターに入ることが約束されたわけではない。これまで、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(サンズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)など数多のスター選手が興味を示しているのだ。 とは言え、東京五輪での金メダル獲得に貢献したホリデーとブッカーは貴重な戦力となるに違いない。ホリデーは今季好調のボストン・セルティックスでプレイしており、NBAファイナルまで進出すれば6月中旬までチームに留まることとなるが、東京五輪の際も当時在籍していたミルウォーキー・バックスで優勝を果たしたあと、クリス・ミドルトン、対戦相手のブッカーとともに、短期間でアメリカ代表に合流した過去がある。 アメリカ代表は2023年のFIBAワールドカップで4位に終わった。バスケ大国の威信をかけて多くの選手が参加の意思を表明するなか、大会前に明らかになるであろう最終ロスターの発表はかなりの注目を集めそうだ。