日本時間2月7日(現地6日)、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)はジョエル・エンビードが左膝の手術を受け、約4週間後に再評価を受ける予定であると発表した。術後の回復とリハビリ次第ではあるものの、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者はエンビードがシーズン中に復帰する可能性は残されていると報じている。 今季エンビードは平均34.0分プレイしてリーグトップの35.3点を記録。ウィルト・チェンバレン以来となる平均35点、10リバウンド、5アシスト以上を達成するペースでスタッツを残してきた。また、1961-62シーズンのチェンバレンに続き、出場1分あたり平均1点以上を挙げている。 29歳のエンビードはこれまでしばしば膝の負傷に悩まされてきた。2016-17シーズンには左半月板の手術を受けて37試合を欠場。ワシントン・ウィザーズと対戦した2021年のプレイオフ1回戦では、右膝半月板の部分断裂で第5戦を欠場している。 エンビード不在の影響は大きく、シクサーズは直近7試合のうち6試合を落とし、イースト5位に順位を落としている。