神様マイケル・ジョーダン、「リング・オブ・オナー」の表彰式欠席も古巣にメッセージ「私は常にブルズの一員」

シカゴ・ブルズは日本時間1月12日(現地11日)、フランチャイズの歴史を通して特別な貢献をした過去の選手たちやコーチ陣、フロントオフィスで尽力した人たちを表彰して称える「リング・オブ・オナー」の表彰式を実施。神様マイケル・ジョーダンは欠席となったが、ビデオメッセージを寄せている。 ブルズはジョーダン&スコッティ・ピッペンを中心に1991~93年、さらにジョーダン&ピッペンにデニス・ロッドマンを加えた“三銃士”で96~98年にもそれぞれリーグ3連覇を果たした。 ブルズはフランチャイズ創設58シーズン目を迎えた今季、初のリング・オブ・オナーを発表。個人としてはジョーダン、ピッペン、ロッドマン、アーティス・ギルモア、フィル・ジャクソン、ジョニー・“レッド”・カー、ディック・クライン、ジェリー・クラウス、トニー・クーコッチ、ボブ・ラブ、ジェリー・スローン、チェット・ウォーカー、テックス・ウィンターの計13人、そして当時NBA記録の72勝を挙げた1995-96シーズンのチームがその対象となった。 ブルズでの13シーズンで、リーグ優勝6回、オールスター出場12回、オールNBA1stチーム選出11回、得点王10回、シーズンMVP5回、ファイナルMVP6回に輝いたジョーダンは、1月12日に行われたプライベートな表彰式は欠席したものの、ビデオメッセージを寄せ、その内容をブルズが公開している。 「リング・オブ・オナーを始めてくれたジェリー・ラインズドルフとマイケル・ラインズドルフに感謝したい。他の受賞者全員にも『おめでとう』と言いたい」 「私がシカゴに足を踏み入れてからずっと応援してくれている。そして今でも、シカゴのファンをいろんな場所で見かける。私たちはシカゴがチャンピオンであることを印象づけ、変えたと思う。アリーナのバナーを見上げるたびに、私たちがどこにいたのか、そして今どこにいるのかを思い出してほしい。私たちは常にチャンピオンであり続ける。ファンのみんな、ありがとう。もう一度、ジェリー・ラインズドルフとマイケル・ラインズドルフに感謝したい」 「その場にいられないのは残念だけど、私はいつだってシカゴ・ブルズの一員だし、今の選手たちにはこれからも頑張ってほしい。この街がシカゴ・ブルズを常に誇りに思えることを願っている。ありがとう。素晴らしい夜を」 1月13日(同12日)に行われるゴールデンステイト・ウォリアーズ戦のハームタイムにも表彰式が行われ、各メンバーには、ラリー・オブライエン・トロフィーなどアップデートを手がけたビクター・ソロモンがデザインした特別なトロフィーが贈られるという。

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