ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』の最新エピソードで、無期限の出場停止処分中にアダム・シルバー・コミッショナーと交わした感情的な会話の中で、引退を思いとどまらせるようなやり取りがあったことを明かした。 「彼に言ったんだ、『アダム、(この問題は)荷が重すぎる……重すぎるよ。自分ではどうにもできないから引退するつもりだ』とね。するとアダムは『君はとても軽率な決断をしようとしている。そんなことはさせない』って言ったんだ」 自身を引き留めたコミッショナーに感謝しているようで、グリーンはポッドキャスト内で「我々はとても長く、素晴らしい会話をした。アダムのようなコミッショナーがいるリーグでプレイできることにとても感謝している。彼は選手のことを考えてくれる」と語っている。 出場停止処分から約1か月にわたってカウンセリングを受けたグリーンは、先週にリーグから復帰を認められた。約1週間後の試合復帰へ向けて、チームに合流し練習に励んでいるという。なお、カウンセリングは今後も継続されるようだ。 今季グリーンは処分を受けるまで15試合に出場し、平均9.7点、5.5リバウンド、5.8アシストを記録。また、出場停止1試合ごとに15万3941ドルを失うことになる。