ロサンゼルス・クリッパーズは日本時間2023年12月27日(現地26日)のシャーロット・ホーネッツ戦から5連勝を飾り、ウエスト4位(22勝12敗)の好位置につけている。ベテランのラッセル・ウェストブルックは、影のリーダー役にやりがいを感じているようだ。『The Athletic』のロウ・マリー記者が伝えた。 カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ジェームズ・ハーデン、ウェストブルック、イビツァ・ズバッツら豪華メンバーを擁するクリッパーズだが、開幕直後にハーデンを獲得するも負けが混み、不安視された。しかし、ウェストブルックをシックスマンに配置転換し、徐々に上昇傾向へ。12月には破竹の9連勝、その後12月27日のホーネッツ戦からも5連勝を飾り、直近10試合も8勝2敗の好成績を残している。 チームを率いるタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)が「喜びは勝つことで生まれる」と語れば、今季平均23.2得点を挙げているジョージも「楽しいよ。このチームには並外れたタレントがたくさんいるし、みんなラス、ジェームズ、カワイの偉大さを理解している」と、自分たちのポテンシャルに自信を覗かせた。 また、34試合(うち先発10試合)に出場して平均11.1得点、6.4リバウンド、4.6アシスト、1.1スティールを記録している35歳のウェストブルックは、「俺の仕事はリーダーになること。水面下でリードし、試合中もリードすることだ。俺はみんなをまとめる能力に恵まれている」とチームリーダー役にやりがいを感じている。 「チームにとって最も重要なのは、フロア上だけにとどまらず、チームメイトについて学び、お互いについて学び合うこと。それはリーダーとしての俺の仕事の一部でもある。勝っても負けても、俺はそれを続けていくつもりだ。最終的にそれが俺たちにとって上手くいくことを願っている」 レナードとジョージもここまでは健康体を維持しており、今季のクリッパーズは旋風を巻き起こす予感が漂っている。