日本時間12月26日(現地25日)のクリスマスゲームで、ボストン・セルティックスは敵地でロサンゼルス・レイカーズと対戦し、126-111で勝利した。その一戦でセルティックスのジェイソン・テイタムは、25点、8リバウンド、7アシスト、1ブロックとオールラウンドに活躍した。フリースローは13本中12本沈めるなどオフェンス力が注目されがちだが、レイカーズのダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)はテイタムのディフェンス力を高く評価しているという。 「ジェイソンとジェイレン(ブラウン)は、どちらもサイズがあって運動神経の良いウィングだ。激しくプレイして相手を不利な状況に追い込んでいく。ジェイソン・テイタムは2ウェイプレイヤーとしての実力を十分に評価されていないと思う。彼は本当に賢いディフェンダーだ」 テイタムはサイズと身体能力を活かし、ほぼすべてのポジションを守れる力を有している。さらに、3シーズン連続で平均8リバウンド以上を記録していることからも、テイタムの献身的なマインドが窺い知れるだろう。そんなテイタムがいるからこそ、セルティックスは平均失点でリーグ3位、被FG成功率で4位、平均ブロック数で4位、ディフェンシブ・レーティングで5位と、ディフェンスのスタッツでリーグ上位につけているのだ。 これまでオールNBAチームに複数回選出されているテイタムだが、今季は初めてオールディフェンシブチームに選出されるかもしれない。