日本時間12月21日(現地20日)、フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のジョエル・エンビードがミネソタ・ティンバーウルブズ戦で今季最多となる51点をマークした。エンビードの50点超えはキャリア7度目。フィールドゴールを25本中17本、フリースローを18本中17本沈めて見せた。試合は127-113でシクサーズが勝利している。 直近12試合で平均38.3点、直近5試合のうち4試合で40点以上を記録しているエンビードは、「オフェンスの流れの中でプレイしているような感覚で、無理に仕掛けることはなかった。与えられたチャンスを生かしていったんだ。いつ攻撃的になるべきか、いつチームメイトに託すべきか、タイミングを見極めようとしている」と語っている。 エンビードは12試合連続で30点&10リバウンド以上を達成。カリーム・アブドゥル・ジャバーが1971-72シーズンにミルウォーキー・バックスで達成した16試合連続という記録以降では最長となる。しかしエンビードはスタッツよりも勝利が重要であると力説した。 「我々は勝っている。それだけが重要だ。スタッツを出すのは素晴らしいことだけど、それで負けるなら話は別。勝利を伴ってこそ大きな意味を持つんだ」 大黒柱の活躍もあり、直近8試合で7勝目を挙げたシクサーズは、23日(同22日)に本拠地でトロント・ラプターズと対戦する。