ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、これまで14年のプロキャリアでリーグ優勝4回を果たし、通算3ポイント成功数でNBA記録(3452本)を持つ生きるレジェンドだ。そんな史上最高のシューターが、一緒にプレイしてみたかった選手3人を挙げている。 2009年にNBA入りしたカリーは今季プロ15年目、これまでリーグ優勝4回のほか、シーズンMVP2回、ファイナルMVP1回、得点王2回、スティール王1回、オールNBA1stチーム選出4回、「50-40-90クラブ」(フィールドゴール成功率50%、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%)達成1回、NBA75周年記念チーム選出など、数々の功績を誇る。 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)らと並んで現代NBAを代表するスーパースターのカリーは『NBC Sports』のポッドキャスト番組『Dubs Talk』に出演した際、歴代のNBA選手で誰と同じコートに立っていたかったかを問われ、チームメイトに3人のレジェンドを選んだ。 「トップ3は、間違いなくマイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、そしてアキーム・オラジュワンかな。ジョーダンのプレイを間近で見たいのはみんな同じだろう。僕とアキーム、あるいは僕とシャックのピック&ロールは、相当アンストッパブルだと思う」 史上最高のシューターと言われるカリーの長距離砲は、“神様”ジョーダンにはなかったもの。そして、シャックとオラジュワンはNBAでは小柄なカリーにとっては、ある意味で別次元の選手たちだ。 「ダンクは何度か決めたことがあるけど、ポストアップしてボールをキャッチした瞬間に、マークについている選手にチャンスがないと思わせることができる選手が好きなんだ。体外離脱(自分の肉体から抜け出た世界を体験すること)のような体験だ。シャックのハイライトを見たけど、僕もバックボードを壊してみたい。きっと楽しいだろうね」 カリーは2019年2月からゲームでダンクを決めておらず、キャリアでも計26回のみ。怪物センターとして名を馳せたシャックのゴール下での無双ぶりには羨ましさも感じていたようだ。