ボストン・セルティックスは開幕4連勝と好スタートを切った。平均127.0点はリーグ1位、106.5失点は7位と内容も充実しているなか、フランチャイズOBである殿堂入り選手のポール・ピアースは、ドリュー・ホリデーとデリック・ホワイトのバックコートを高く評価している。 セルティックスはオフに守備職人のマーカス・スマートを放出し、トレードでホリデーを獲得。ホリデー、ホワイト、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、クリスタプス・ポルジンギスの5人でスタメンを固定し、開幕からニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒート、ワシントン・ウィザーズ、インディアナ・ペイサーズと破ってきた。 元NBA選手のギルバート・アリナスは自身のポッドキャスト『Gil’s Arena』で、ポルジンギスとベテランビッグマンのアル・ホーフォードの高さを生かさず、スモールボールで戦っていることを批判していたが、フランチャイズOBのピアースはポッドキャスト『Ticket & The Truth』で過去にオールディフェンシブ1stチームに3回選出(2ndチームも2回)された実力者であるホリデーと、昨季オールディフェンシブ2ndチームに選出された経験を持つホワイトのコンビを称えた。 「ガードの2人は決してプレイするのを止めない。コートに立てば、あらゆるポゼッションで同じようにプレイする。ホリデーがオフェンシブ・リバウンドを取ったり、ホワイトがオフェンシブ・リバウンドを取ったり、重要な3ポイントを決めたり、重要な守備を見せたり、クレイジーさ」 「最高の守備的デュオかもしれない。ラジョン・ロンドとドリュー・ホリデーがニューオーリンズ(ペリカンズ)にいた時、ポートランド(トレイルブレイザーズ)戦でデイミアン・リラードとCJ・マッカラムを封じ込めたのを思い出す。今のセルティックスはフルコートで守備をしている。守備がチームを1つにしているんだ」 ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)の指揮の下、セルティックスがどのようなケミストリーを奏でていくのか楽しみだ。