ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、フェニックス・サンズとの2023-24シーズン開幕戦を欠場する可能性が高いようだ。グリーンは9月末のピックアップゲーム中にジョナサン・クミンガの足を踏んでしまい左足首を捻挫。プレシーズンゲームはすべて欠場している。 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は地元ラジオ局『95.7 The Game』の番組に出演した際、「開幕の出場は疑わしい」と語った。 「今週(プレシーズンゲーム)は出場しない。でも彼は本当に元気だ。よく動けるようになっている。週末は我々とともに遠征に帯同し、いくつか個別トレーニングも行なった」 順調に回復していることを明かしたカーHCだが、33歳で12シーズン目を迎えるベテランの復帰を急がせる意思はないことを明かしている。「彼が開幕戦に出場するか、シーズン2週目に出場するか、あまり気にしていない。長い1年が始まる。ドレイモンドに健康でいて欲しいのは彼が必要だからさ。彼がいれば、我々はリーグ最高レベルのディフェンスができる」と語っている。 グリーンが負傷の間、ウォリアーズはステフィン・カリー、新加入のクリス・ポール、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズ、ケボン・ルーニーの5人が先発した。グリーンが開幕戦を欠場するとなれば、このラインナップで新シーズンの幕開けを迎える可能性がある。 カーHCはロスターに満足しているようで、「今季は怪我に耐える力が1年前より向上していると思う」と語っている。2年ぶりの頂点へ向けて、視界は良好のようだ。