日本時間9月29日(現地28日)ロサンゼルス・レイカーズのロブ・ペリンカGM(ジェネラルマネージャー)とダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)が記者会見を開き、八村塁について語った。八村は今オフ、FIBAワールドカップに出場する日本代表への参加を辞退し、新シーズンに備えていた。チームのSNSではレブロン・ジェームズとトレーニングする映像や写真がしばしば投稿されていたが、2人はオフの間、長い時間を共に過ごしていたようだ。 昨季途中のトレードが八村にとって「復活の契機となったと思う」と語るペリンカGMは、オフの八村の取り組みを大絶賛した。 「彼はほとんどの時間をレブロンとのトレーニングに費やした。コーチングスタッフもフロントオフィスも、ここで個人練習をした日々を通して、彼が非常に高いレベルの自信と信念を持ってプレイしていることを知っている。彼の強さと運動能力は、まるで別次元に達したように見えるよ」 またハムHCは、「レブロンが塁を『俺の代役』と呼ぶようになったんだ。彼は夏の間、可能な限りブロンと一緒に過ごしてきた。とても良いことだと思う」と、ジェームズが八村を高く評価していることを明かしている。 八村は史上最高の1人と称されるジェームズとともに長期間トレーニングに励んだだけでなく、その過程で信頼以上のものを手にした。昨季のプレイオフでは主役級の活躍を披露した八村だが、新シーズンはさらなる貢献も期待できそうだ。