昨季、左ハムストリングの負傷で48試合の出場にとどまったユタ・ジャズのコリン・セクストンだが、新シーズンに向けて調整は順調のようだ。『The Athletic』のインタビューに答えたセクストンは、「100%の状態であると証明したい」と語った。 「この夏はたくさんのフィルムを観てきた。ポイントガードの役割を引き継げるようにしたいし、自分が仕切ることができるって証明したい。自分のグルーヴを取り戻しつつある。新シーズンは楽しいものになると思うよ」 ジャズにはラウリ・マルカネン、新加入のジョン・コリンズ、ウォーカー・ケスラーとタレントが豊富に揃っている。彼らは周囲に生かされて力を発揮するタイプのため、セクストンには司令塔としての役割がより一層期待されているのだ。 キャリア3年目には平均24.3点をマークするなど得点力が売りのセクストンだが、「自分は正しいプレイができると分かっている」と断言。チームが求める仕事を遂行する覚悟はできている。 昨季は37勝45敗でウェスト12位に甘んじたジャズだが、「新シーズンは自分にとってもチームにとっても重要になると分かっているから、ワクワクしている。本当にいいチームになるチャンスがあると思う」とセクストンはさらなる飛躍に自信を覗かせる。自慢の得点力とファシリテーターとしての役割を両立し、ジャズを上位に導けるか。