日本時間4月25日(現地24日)、NBAはユタ・ジャズのラウリ・マルカネンが2022-23シーズンのMIP賞(最優秀躍進選手賞)に選出されたと発表した。マルカネンにはジョージ・マイカン・トロフィーが贈呈される。 シーズン開幕前にドノバン・ミッチェルが絡んだトレードで、クリーブランド・キャバリアーズからジャズに移籍したマルカネン。6年目の今季は平均得点(25.6)、リバウンド(8.6)、アシスト(1.9)、フリースロー試投数(9)、FG成功率(49.9%)、フリースロー成功率(87.5%)でキャリアハイを更新し、平均14.8点、5.7リバウンド、1.3アシストという成績を残した昨季から大幅なステップアップを果たした。 得点とリバウンドはチームトップで、自身初のオールスターにも選出。また、同一シーズンで3ポイントを200本以上、ダンクを100本以上成功したリーグ史上初の選手となっている。 同賞をアメリカ国籍ではない選手が受賞するのは、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)、ヤニス・アデトクンボ、ゴラン・ドラギッチ(ともにミルウォーキー・バックス)、ボリス・ディアウ(フェニックス・サンズほか)、ヒドゥ・ターコルー(オーランド・マジックほか)、ジョージ・ミュアサン(ワシントン・ブレッツほか)に続き7人目。なお、ジャズの選手として初めての受賞となる。 ■全世界から選ばれたスポーツライターとブロードキャスターによる同賞の投票結果は以下の通り。名前の横、左から1位票数、2位票数、3位票数、合計得点。1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点が加算される。 1位:ラウリ・マルカネン(ジャズ)/69/27/4/430ポイント 2位:シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)/24/54/7/289ポイント 3位:ジェイレン・ブランソン(ニックス)/4/11/38/91ポイント 4位:ミケル・ブリッジズ(ネッツ)/1/1/25/33ポイント 5位:ニック・クラクストン(ネッツ)/0/4/10/22ポイント 6位:タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)/1/1/8/16ポイント 7位:トレイ・マーフィー三世(ペリカンズ)/1/0/3/8ポイント 8位:ケボン・ルーニー(ウォリアーズ)/0/1/0/3ポイント -位:ディアロン・フォックス(キングス)/0/1/0/3ポイント 10位:オースティン・リーブス(レイカーズ)/0/0/2/2ポイント 11位:ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ)/0/0/1/1ポイント -位:アーロン・ゴードン(ナゲッツ)/0/0/1/1ポイント -位:マリーク・モンク(キングス)/0/0/1/1ポイント