ワシントン・ウィザーズがクリスタプス・ポルジンギスの契約を延長することに興味を示しているようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者がレポートしている。ポルジンギスは来季の契約が3600万ドルのプレイヤーオプションとなっており、これを破棄して新たな長期契約を結ぼうと協議しているというのだ。 もしポルジンギスがオプトアウトして無制限のフリーエージェント(以下FA)となった場合、ウィザーズは最大4年1億8000万ドルの契約をオファーできる。今年6月末までが合意する期限となっている。 ポルジンギスはウィザーズ加入2年目の今季、65試合に出場して平均23.2点、8.4リバウンド、2.7アシスト、1.5ブロックを記録。チームはポルジンギス、長期契約が残るブラッドリー・ビール、カイル・クーズマを軸に据えたいと考えているようだ。しかし、ポルジンギスと同様にクーズマも来季の契約がプレイヤーオプション(1300万ドル)となっており、もし無制限のFAとなれば引き留めるにあたって高額オファーは必須だろう。 また、27歳のポルジンギスはこれまで複数の怪我に悩まされ、60試合以上出場したシーズンは今季含めて3度しかない。そうした怪我のキャリアやクーズマの処遇を鑑みた時、ポルジンギスとウィザーズはどのような条件で合意に達するのだろうか。