日本時間3月23日(現地22日)、ロサンゼルス・クリッパーズはポール・ジョージが右膝の捻挫で今後2〜3週間にかけて戦列を離れると発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば残るレギュラーシーズンの試合(9試合)は欠場することが濃厚で、ポストシーズン中の復帰については再検査後に判明するという。 ジョージは22日(同21日)のオクラホマシティ・サンダー戦、試合残り4分38秒で相手のルーゲンツ・ドートのファウルを受けた際に同箇所を負傷。痛みを訴えながらコートに倒れ込んだ状態が数分間続いた後に、チームメイトの力を借りてロッカールームへ戻った。なお、試合は100-101でクリッパーズが敗れている。 クリッパーズのエースであるカワイ・レナードは試合後、「誰かがステップアップする時だ。チームには勝利を求める選手が揃っている」と、今後ジョージなしで戦う可能性について言及した。 ジョージは今季55試合に出場し、平均23.9点、6.1リバウンド、5.1アシスト、1.5スティールを記録。22日(同21日)時点で、クリッパーズは38勝35敗の戦績でプレイオフ出場圏内のウェスト5位につけている。しかし、プレイイン・トーナメント出場となるウェスト7位のサンダーとは1.5ゲーム差、プレイイン圏外となるウェスト11位のロサンゼルス・レイカーズとも2.5ゲーム差と油断できない状況だ。 レギュラーシーズン残り9試合、第2の得点源であるジョージ抜きでの戦いを余儀なくされたが、チーム一丸となりポストシーズンへのチケットを掴み取れるか。クリッパーズは次戦、24日(同23日)に再びサンダーとホームで対戦する。