レイカーズのディアンジェロ・ラッセルが再契約に前向きだが、ネックはサラリーか

2月のトレードで6年ぶりの古巣復帰となったロサンゼルス・レイカーズのディアンジェロ・ラッセルが、再契約に向けて前向きなようだ。ラッセルは今季終了後にフリーエージェント(FA)となる。 ミネソタ・ティンバーウルブズから移籍後は、平均19.2点、6.2アシストをマークしており、局面での3ポイントや巧みなアシストでオフェンスを活性化させている。チームの雰囲気も良く、ラッセルはレイカーズに満足してるようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者も、「彼はこの組織のポイントガードになりたいと思っている」とラッセルの願望を明かす。 しかし、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は、レイカーズもラッセルとの再契約に前向きなのは確実だがネックとなるのはサラリーだろうと分析する。ラッセルはウルブズ在籍時に4年1億1700万ドルの契約を結んでおり、最終年の今季は3120万ドルとなっている。ラッセルがどの程度の契約を望むのかにもよるが、レイカーズはラッセル以外にも決断を迫られている選手を多数抱えているのだ。 オースティン・リーブスと八村塁は制限付きFA、デニス・シュルーダーとロニー・ウォーカー四世は無制限のFA、モー・バンバの1000万ドルという来季契約は日本時間6月30日まで無保証だ。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの2人で8750万ドルを費やしているなかで、優先順位をどのようにつけていくのか次第で、様々なシナリオが考えられるのだ。 ラッセルが今のレイカーズにフィットしているのは明らか。フロントはどのような判断を下すのだろうか。

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