フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は、日本時間3月11日(現地10日)にホームで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦を120-119で制し、4連勝を飾った。敵将のチャンシー・ビラップスHC(ヘッドコーチ)は、ジェームズ・ハーデンとタイリース・マクシーのガードコンビを称えている。『USAトゥデー』のカイ・カーリン記者が伝えた。 ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックスに続き、イースト3位につけるシクサーズは、ブレイザーズ相手に最大21点のビハインドを背負う苦しい状況が続いた。しかし、第4クォーターに猛反撃を開始し、残り2分50秒で同点に。残り1.1秒にはエースのジョエル・エンビードが逆転の決勝シュートを沈め、劇的な今季44勝目を挙げた。 この試合、シクサーズはエンビードが両チームトップの39得点(フィールドゴール13/20、フリースロー13/18)、ハーデンは19得点(フィールドゴール6/14、3ポイント2/8、フリースロー5/5)、9リバウンド、8アシスト、マクシーは13得点(フィールドゴール5/8、3ポイント1/3、フリースロー2/2)、4リバウンドをマークした。 そのなかで、ブレイザーズのビラップスHCはハーデンとマクシーのガードコンビに言及している。 「彼らはまったく違うタイプだ。ジェームズは外科医のようだ。緻密で、しっかりと時間をかける。IQの高さも信じられないほどだ。(一方で)タイリースはとにかく爆発的で、常に攻撃をしたがっている」 プレイオフで対戦するイーストのチームにとっても、シクサーズのガードコンビを止めるのは厄介なミッションとなりそうだ。