ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、レフェリーの判定に不満を漏らした。日本時間3月7日(現地6日)に敵地で行なわれたデトロイト・ピストンズ戦、チームは110-104で勝利し、自身も31点、13リバウンド、12アシストのトリプルダブルと大活躍。しかし、フリースローは6本しか与えられなかったのだ。 シーズン平均では9.4本放っているものの、この日は第4クォーターまでフリースローラインに立つことすらなかった。試合後リラードはレフェリーに対する不満を明かしている。 「相手は自分を止めるために全力で、フィジカルに当たってくる。自分がボールを持ってアタックしているのに、第3クォーター終了までフリースローラインに立たないなんてあり得ない。フラストレーションが溜まるよ」 さらにリラードはピストンズのディフェンスについて、「ルール内の位置よりも手を伸ばしてきた。頭に腫れができたし、膝や肘から出血した」と明かしている。 「(審判員に)新しい人材を加える必要がある」とも話すなど、リラードの怒りは相当なものだ。レフェリー批判によって今後罰金を科される可能性は高いが、プレイオフ進出へ向けて死力を尽くしているリラードとしては、勝敗を左右しかねないジャッジを看過できないのは当然の事だろう。