ロサンゼルス・レイカーズがワシントン・ウィザーズの八村塁をトレードで獲得するようだ。日本時間1月24日(現地23日)、『AP』が報じている。 報道によれば、レイカーズは八村と引き換えに、ケンドリック・ナンと複数のドラフト2巡目指名権をウィザーズに譲渡。まだトレードは完了しておらず、リーグの承認もおりていないが、24日中には正式なものになると予想されている。(その後トレードは正式に成立。レイカーズは八村を、ウィザーズはナンと3つの2巡目指名権を獲得) 2019年にドラフト1巡目全体9位でウィザーズに指名された八村は、4年目の今季30試合に出場(すべてベンチからの出場)し、平均13.0点、4.3リバウンド・1.2アシスト、フィールドゴール成功率47.9%、3ポイント成功率35.6%を記録。キャリア通算では177試合(先発118試合)で平均13.0点、5.1リバウンド、1.4アシストの成績を残している。
八村のトレードの可能性については今季何度か報じられており、本人も先日、「自分を信じてくれて、自分らしくいられるチームにいたい。それが目標だ」とメディアに発言していた。 リーグ最多タイとなる17回の優勝を誇るレイカーズだが、今季はスーパースターのレブロン・ジェームズを擁するも、インサイドの要であるアンソニー・デイビスの負傷離脱などもあり、ここまでウェスト12位の22勝25敗と苦戦。プレイオフ出場に向けての補強が注目されているなか、八村に白羽の矢が立った。 レイカーズにはウィザーズ時代に八村とともにプレイしたラッセル・ウェストブルック、トーマス・ブライアント、トロイ・ブラウンJr.が在籍しており、八村とは再びチームメイトとなる。