ブルックリン・ネッツは、日本時間1月21日(現地20日)に敵地で行われたユタ・ジャズ戦を117-106で制し、連敗を4でストップした。エースのケビン・デュラントを怪我で欠くなか、司令塔のカイリー・アービングがチーム牽引に意欲を覗かせている。『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えた。 アービングは39分間プレイし、両チームトップの48得点(フィールドゴール18/29、3ポイント8/15、フリースロー4/6)、11リバウンド、6アシスト、4スティールの大活躍。特に、第4クォーターに3ポイント4本を含む21得点(フィールドゴール成功率70%)を荒稼し、デュラントが1月9日(同8日)のマイアミ・ヒート戦で右膝の内側側副靱帯を損傷(2週間後に再検査を受ける予定)して離脱後、初勝利をチームにもたらした。 試合後、デュラント不在の状況で50得点相当の活躍は非現実的な期待と記者が指摘したのに対し、アービングは「それが非現実的な期待だとは思わない」と自信に満ちた答えを残した。 「第4クォーターは勝負の懸かった時間帯。でも、今晩はゲームの入りが違いを生んだと思うし、終盤にチームとしても成長できた。浮き沈みはあるものとはいえ、冷静かつ一貫性を保つ必要がある。俺は毎日模範を示して、必要なことはなんでもするつもりだ」 同僚のニック・クラクストンが「彼は別世界にいるだけ。何度もビッグショットを決めた」と称えれば、ロイス・オニールも「彼は僕たちを牽引しているし、すごく信頼している」と期待を寄せている。 ネッツとしては、デュラントが復帰するまでアービングを中心に乗り切りたいところだろう。