自己最多の71点を記録したキャバリアーズのドノバン・ミッチェル 「このリーグでベストプレイヤーの1人になれるってずっと信じていた」

日本時間1月3日(現地2日)、クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェルが、シカゴ・ブルズ戦でキャリアハイとなる71点をマークした。延長にもつれたこの一戦、ミッチェルは50分出場してフィールドゴールを34本中22本、3ポイントを15本中7本、フリースローを25本中20本を成功。2006年1月にコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)が記録した81点以降では最も多い得点である。 長いリーグの歴史においても、70点超えを達成したのはウィルト・チェンバレン(元レイカーズほか/6回)、ブライアント、デイビッド・トンプソン(元デンバー・ナゲッツほか)、エルジン・ベイラー(元レイカーズ)、デイビッド・ロビンソン(元サンアントニオ・スパーズ)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)のみ。7人目となったミッチェルは、「ウィルトのような選手たちと一緒に記録に残るなんて、本当に恐れ多いよ。自分はこのリーグでベストプレイヤーの1人になれるってずっと信じていた。こうした偉大な選手たちの仲間入りができて、嬉しいし言葉もないね」と語っている。 ミッチェルは、8リバウンド、11アシストも記録。さらに3点ビハインドで迎えた第4クォーター最終盤には、フリースローの1本目を沈めたのち、2本目をミス。自らリバウンドを奪ってシュートを沈め、延長に持ち込んで見せた。その延長だけで13点を上乗せしている。 キャバリアーズのJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)も、 「今夜は史上最高のパフォーマンスを見せてもらった。すべてのプレイが必要なものだった」と絶賛している。 この日の勝利で24勝14敗としたキャバリアーズは、5日(同4日)にフェニックス・サンズと対戦する。ダリアス・ガーランドとエバン・モーブリーを欠く苦しい戦いが続くなか、再びミッチェルの爆発は見られるか。

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