セルティックスがレイカーズとの”伝統の一戦”を制す テイタム&ブラウンが大活躍

日本時間12月14日(現地13日)、ボストン・セルティックスは敵地でロサンゼルス・レイカーズと対戦し、延長の末122-118で勝利した。セルティックスはジェイソン・テイタムが44点、ジェイレン・ブラウンが25点、15リバウンドとリーグ最高のデュオとの呼び声高い2人が大活躍。レイカーズもアンソニー・デイビスが37点、12リバウンド、レブロン・ジェームズが33点、9リバウンド、9アシストと奮闘したものの、ホームでライバルを破るには一歩届かなかった。 セルティックスは最大20点リードを奪うもレイカーズに猛追を許し、第4クォーターは逆に13点のビハインドを背負うという苦境に陥った。そんななか、テイタムは延長に持ち込むジャンパーを冷静に沈め、ブラウンは延長だけで5点をマーク。チームを牽引してきたデュオが勝負を決めた格好だ。 セルティックスはレイカーズ戦までアウェイ6連戦というタフなスケジュールで、直近2試合は連敗していた。それだけにブラウンは、「我々の経験や精神的なタフさについて多くを物語ったようなゲームだった。アウェイでの連戦を締めくくるには完璧だった」と試合後に振り返っている。 一方レイカーズは、2点リードで迎えた第4クォーター最終盤、デイビスがフリースロー2本を外してしまった。しかしレイカーズのダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、前半で65失点したディフェンスを批判。「ティップオフから自分たちのプレイを遂行できるよう、よりよい仕事をしないと」と振り返った。 セルティックスのジョー・マズーラHCは、「第4クォーターや延長では試合の勝敗はつかない。我々は第3クォーターの終盤、そして第4クォーターの序盤をコントロールできるエリートでなければいけない。そこがNBAでは勝敗の分かれ目だが、うまく管理できなかった」と、勝利後にも反省を口にしている。 22勝7敗としたセルティックスは17日(同16日)にオーランド・マジック、11勝16敗となったレイカーズは同日にデンバー・ナゲッツと対戦する。

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