ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンはNBA3年目の昨季、右足の負傷によりシーズン全休に終わった。専属シェフは二人三脚での巻き返しを誓っている。『タイムズ=ピカユーン』のクリスティアン・クラーク記者が伝えた。 2019年ドラフト全体1位指名のウィリアムソンは、ルーキーイヤーは右膝半月板損傷により、24試合の出場止まり。2年目の昨季は61試合でコートに立ち、平均27.0得点、7.2リバウンド、フィールドゴール成功率61.1%の成績を残し、オールスターにも初選出されていた。 しかし、オフシーズンに右足を骨折して開幕から欠場。回復が思うように進まず、今年3月に入ってチームには合流したものの、実戦復帰には至らなかった。 2年間で85試合にしか出場していないウィリアムソンだが、日本時間7月7日(現地6日)に5年総額1億9300万ドル(約262億円)の契約延長にサイン。NBA4年目となる2022-23シーズンに復活を期す。 ウィリアムソンの専属シェフを務めるクリスティアン・グリーン氏は、『タイムズ=ピカユーン』は、「彼を最高の状態に保ちたい」とウィリアムソンのコンディション調整に意欲を覗かせている。 「ザイオンは新シーズン、リーグMVPを獲得したいと言っている。私もそれができると信じている。レブロン・ジェームズが引退したら、ザイオンがNBAの顔になるだろう。彼を健康な状態にするだけだ。今はとても元気だし、シーズンが始まれば、さらに調子は上がるだろう」 グリーン氏によれば、糖分、炭水化物を制限しながら、パレオダイエット(良質なたんぱく質、炭水化物、脂質をまんべんなく摂る食事法)を導入。穀物、肉、果物をベースに食事しているという。 ウィリアムソンのポテンシャルは誰もが認めるだけに、万全の状態でシーズンに挑みたいところだ。