ロサンゼルス・レイカーズは今季、開幕前に“スーパーチーム”と優勝候補の筆頭に挙げられながらプレイイン・トーナメントにも出場できず、シーズンが終了した。主軸のレブロン・ジェームズは来季の雪辱を誓っている。 レイカーズは開幕前にラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードらベテランスターを獲得し、ジェームズとアンソニー・デイビスのサポート体制を強化。タイトル獲得の最有力候補としてシーズン開幕を迎えた。 しかし、蓋を開けてみれば、ウェストブルックがスター軍団の中でアジャストに苦しみ、ジェームズとデイビスの負傷離脱の影響もあってチームは波に乗れず。日本時間1月26日(現地25日)のブルックリン・ネッツ戦を最後に借金生活に突入し、最終的に33勝49敗でウェスタン・カンファレンス11位とプレイイン・トーナメント進出さえ叶わなかった。 37歳で平均30.3得点を記録したジェームズがプレイオフに出場できなかったのは、クリーブランド・キャバリアーズでの最初の2年間とレイカーズ移籍初年度の18-19シーズンのみ。優勝4回、シーズンMVP4回など、数々の栄光を手にしてきた“キング”だけに、悔しさをにじませるように「俺はキャリアでもうポストシーズンを逃すことはないし、逃せない」とツイートした。 ジェームズとレイカーズの契約は2022-23シーズン終了時まで。満了前のラストイヤーとなる来季、再びタイトル争いに舞い戻れるだろうか。