3月3日、楽天グループ株式会社がマネジメントする河村勇輝が、東海大学を中退して来季からBリーグの横浜ビー・コルセアーズとプロ契約を結ぶことを発表した。河村は東海大学男子バスケットボール部「SEAGULLS」に所属しながら、特別指定選手として横浜で活動していた。 河村は、「プロ選手として活躍するための基礎作りをするべく東海大学へ進学しましたが、この2年間でプロ入りへの準備が徐々に整ってきたように感じていました」とコメント。さらに、2年後に控える五輪も見据えた決断であったことを明かしている。 「日本代表の正ポイントガードとなり、2024年のパリオリンピックに出場するという現在の目標を目指すうえで、プロという高いレベルの中で少しでも多く経験を積み、自分を鍛えたいという想いから、この度大学を中退しプロ入りをすることを決意いたしました。2シーズン、特別指定選手として、ブースター、ファンの皆様やチーム関係者の皆様に大変お世話になり、チームメイトとも慣れ親しんできたビー・コルセアーズでプロとして新しいスタートを切られることを大変嬉しく思います」 なお、楽天は引き続き、スポンサーシップの獲得などを通じた河村選手のブランディング活動およびアスリートとしてのキャリア構築の支援を行なう。 ■プロフィール 生年月日:2001年5月2日(20歳) 身長・体重:172cm・68kg 出身地:山口県 ポジション:ポイントガード 所属:福岡第一高等学校、三遠ネオフェニックス(特別指定)、東海大学、横浜ビー・コルセアーズ(特別指定)